“因縁”のバトルが、リアルでも繰り広げられた。総合格闘家の朝倉未来(30=トライフォース赤坂)、平本蓮(24=剛毅會)が相まみえた。

4日、都内で行われた「RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI」(4月29日、東京・国立代々木競技場第一体育館)の記者会見に出席。平本は「昨日の練習で頭部を強打し、今日はちょっと、通訳を呼んでいます。通訳のプレシャスさんです。代わりにしゃべってもらいます」と“通訳”を介しての登場。

平本の思いを代弁する“劇場”が続くと、最後はプレシャスさんが「私も話していいですか?」と平本の耳に耳打ち。「格闘家がトラッシュトークで、訴えるとかビッチかよ、朝倉未来。と、プレシャスさんがおっしゃってます」と、会場の笑いを誘った。

“通訳”がいなくなると、今度は自身の口で、朝倉へ“口撃”。「早くブレイキングダウンぶっ潰ればいいと思ってる」と言うと、朝倉は「同じレベルではない。眼中にない。彼、カメラとかたくさんの人の前では頑張るけど、普通に会うと、目も合わせないので」と、あくまで冷静に対処した。

朝倉、平本を巡っては、これまでSNS上で“舌戦”を繰り広げてきた。平本の挑発が過熱すると、朝倉はTwitterで「平本蓮訴えたみたやってみよう」「本気でやるよ、もう動いてる」と、表明したこともあった。