キックボクシングKNOCK OUTの元女子2階級制覇王者ぱんちゃん璃奈(29=フリー)が、約1年1カ月ぶりの公式戦で、KNOCK OUT初参戦となる台湾のワン・チンロン(22)との49・5キロ以下ワンマッチで戦うことが決まった。

23日、都内でMAROOMS presents「KNOCK OUT 2023 vol.1」(4月22日、後楽園ホール)のカード発表記者会見に登壇。ぱんちゃんにとって、昨年3月の喜多村美紀戦に勝利し、KNOCK OUTP女子2階級制覇を成し遂げて以来、約1年1カ月ぶりの公式戦となる。

ぱんちゃん 何をしても批判されることは変わらない。たくさんコメントも来る。こんな言い方をしたらあれですけど、気にはしていない、というか、そういうことは当然かなと思っている。やっぱり、拳で見せていくしかない。こんな状況でも、助けてくれる人もいる。絶対当たり前じゃない、恵まれているな、と。突き進んでいくしかない。

ぱんちゃんは昨年12月、詐欺の疑いで兵庫県警垂水署に逮捕され、今年2月に謝罪会見していた。今月5日のKNOCK OUT代々木大会にエキシビションマッチでリングに復帰。Breaking Downを主戦場とする「土木ネキ」こと坂本瑠華とパンチのみのボクシングに準じたルールで対戦。同10日に不起訴処分となっていた。