プロボクシングWBAスーパー、WBC世界ライトフライ級王者・寺地拳四朗(31=BMB)が4月8日に東京・有明アリーナで臨む予定だったWBO世界同級王者ジョナサン・ゴンサレス(31=プエルトリコ)との3団体王座統一戦が延期となった。

ゴンサレスがマイコプラズマ肺炎で来日不可能となったことが24日、明らかになったため。このため、4月8日のカードは寺地のWBA初、WBC2度目の防衛戦に変更され、対戦相手はWBA世界フライ級2位アンソニー・オラクアガ(米国)か、WBOライトフライ級13位ヘラルド・サパタ(ニカラグア)が挑戦者候補となっている。

◆マイコプラズマ肺炎 細胞に寄生する極めて小さな細菌のマイコプラズマ・ニューモニア(Mycoplasma pneumoniae)による感染症。好発年齢は、6~12歳の小児で、小児では発生頻度の高い感染症の1つ。潜伏期は2~3週間とされ、飛沫(ひまつ)で感染する。せきと発熱が主症状で、中耳炎、胸膜炎、心筋炎、髄膜炎などの合併症を併発する症例も報告されている。