元K-1の3階級制覇王者・武尊(31)が、日本人格闘家初の“PPVファイター”となった。29日、都内でABEMAの記者会見に出席。今回、ABEMAは武尊が代表取締役を務める株式会社STRとの契約を締結し、ABEMA専属のPPVファイター契約が決まった。

武尊に対しては「ABEMA PPV ONLINE LIVE」で配信する大会で、1試合ごとに最低保障として、1億円の報酬が支払われる。また大会視聴チケットの売り上げに応じた追加報酬も予定されている。ABEMAは武尊の試合、大会を独占配信する権利を有し、武尊の試合を「ABEMA PPV ONLINE LIVE」で独占生中継する。武尊は昨年6月の「THE MATCH」で那須川天心(24)と“世紀の大一番”を終えた後、休養を宣言していた。

武尊は今回の超大型契約について「本当に感謝しています。この契約は現役を続けていく上で、モチベーションになる。PPVのビジネスは海外では浸透しているけど、日本、アジアではまだまだ。業界が発展できていなかったりする。そのモデルケースとして、第1弾として契約。スポーツでプロを目指す選手にとって、未来のある、業界が発展していくモデルとして、PPVでこういう契約をしてもらって、もっとさらに、良い契約をしてもらえるよう先頭で引っ張っていけるようにしたい」と思いを口にした。