読者が選ぶ「第29回日刊バトル大賞」(対象は24年1月1日~12月31日)格闘技部門の年間最優秀選手は、ムエタイの吉成名高(24)だった。24年は8戦8勝(4KO)の圧倒的な成績で選出。キックボクシング那須川龍心(18)と得票率5%差の接戦だった。
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吉成は昨年8戦8勝の戦績を残しただけでなく、現在まで破竹の35連勝中だ。タイ人以外では初となるラジャダムナンスタジアム認定3階級制覇も成し遂げている。昨年12月のシュートボクシング(SB)の大会では、初めてオープン・フィンガー・グローブ(OFG)着用で戦い、1回KO勝ちした。
世界最高峰のONEチャンピオンシップで、KO決着の多い「OFGムエタイ」が大人気。日本でもSBやKNOCK OUTなど立ち技各団体で、ヒジありルールでのOFG戦が標準化されてきた。吉成は3月にいよいよそのONEに初参戦する。素手に近いOFGで殴り合い、ダウンの応酬が魅力のOFGムエタイでも「僕は“倒し倒され”じゃなくて一方的に倒す試合をしたい」と意気込んでいる。
一方、吉成と年間最優秀選手を争ったキックボクシングの那須川は、キックからプロボクシングに転向した那須川天心の弟。昨年はRISEのリングで5戦5勝(3KO)をマークし、フライ級王座を初戴冠。同団体の年間MVP賞にも輝いた。【千葉修宏】(おわり)

