元K-1ファイターからボクシングに転向した星龍之介(26=大橋)が再起戦を飾った。優勝賞金1000万円となるフェニックス・トーナメント・アジアヘビー級チャレンジカップにエントリーも今年5月に1回戦敗退して以来、約4カ月ぶりのリングで、同じく同トーナメントで初戦敗退していた竹中秀武(28=大鵬)と同級4回戦で激突。ダウンの応酬の末、2回0分30秒、TKO勝利を収めた。

1回に右ショートでダウンを喫したものの「ダメージはなかった。効いた感じはなかった」とすぐに反撃開始。ジャブを軸にしながら左フックでダウンを奪い返した。2回には強烈な左ジャブで相手のあごをとらえてダウンを追加。そのままレフェリーストップによるTKO勝ちとなった。

星は「前回の1回戦で相手の猛攻に面食らってしまったのでディフェンス面とか意識してきたが、思ったようにできなかった。もっとジャブは出せた。ただ今回は勝てて(100点満点で)20点かな。もっと頭を動かすとか入り方が次への課題」と振り返った。

アジアヘビー級チャレンジカップ参戦のためにボクシングに転向した。当初はトーナメント優勝し、1~2年ほどでキック界にカムバックすることも想定していたが「トーナメントで何もできずに終わった。負けたまま終わるわけにもいかなかった。ここでキックに戻ったら何も得られない」と当面のボクシング継続を決めたという。

次戦以降については「詳しく深く考えていない。これで戻ってもちょっとパンチできるキックボクサーで終わってしまう。もっとボクシング技術を上げたいなと。ボクシングに挑戦したい気持ちもある」との心境も明かしていた。

星は元K-1スーパーバンタム級王者で現WBO世界バンタム級王者の武居由樹(29=大橋)のキック時代から同門の後輩。K-1参戦をはじめ、キック興行BIGBANGでヘビー級王座を獲得。24年11月、フェニックスバトル韓国大会でイム・ホゥオン(韓国)を2回TKOで下してボクシングデビューしていた。