<キックボクシング:RISE55>◇31日◇東京・ディファ有明

 「戦う電通マン」大渡博之(正道会館)が、再起戦を勝利で飾った。70キロ契約3回戦で、NITRO大輔(TARGET)に3-0の判定勝ち。3回、相手の右にカウンターの左ストレートを合わせてダウンを奪うなど、終盤の猛攻で優位に立った。2月に行われた「K-1

 WORLD

 MAX」では、ワンマッチで我龍真吾に判定負け。3カ月ぶりの1戦で、存在をアピールした。

 大手広告代理店・電通の営業マンとして多忙な日々を過ごしながら、リングに立ち続けている。「最近は何もしない時間をなくしています。練習していない時間イコール仕事の時間です」。顔、すねに傷を負ったが、6月1日も朝9時半の始業には出社する予定だ。