日本ボクシングコミッション(JBC)は13日、東京都内で倫理委員会を開き、3月27日の世界ボクシング評議会(WBC)フライ級王座統一戦で亀田興毅選手(亀田)が敗れた後、試合役員らに暴言を吐くなどした父史郎氏(44)に対し、セコンドライセンスを取り消し、今後いかなるライセンスの申請も受理しないとする事実上の永久追放処分を科した。

 史郎氏は今後、JBCの管理、権限の及ぶ客席やリングサイド、控室などへの立ち入りも禁止となる。2007年10月からセコンドライセンスの無期限停止中だったが、今回もっとも厳しい処分を受けたことで、今後は一切のプロ活動ができなくなる。

 また、亀田ジムの五十嵐紀行会長(35)はクラブオーナー、プロモーター両ライセンスの無期限停止処分とした。