現役助産師で、WBC女子世界ライトフライ級王者の富樫直美(36=ワタナベ)が25日、現役引退を示唆した。23日(日本時間24日)メキシコで同級1位エスメラルダ・モレノ(メキシコ)に判定負けし、8度目の防衛に失敗、4年間守った世界王座から陥落した。この日、メキシコから帰国した富樫は「途中から息が上がってしまった」と敗因を分析。今後については「いつも負けたら最後と思っていたし、悔いは残していない」と潔かった。今後は、ワタナベジムの渡辺会長と話し合った上で、最終結論を出す。