無期限活動停止となった亀田ジムから東日本ボクシング協会預かりとなった亀田興毅(23)大毅(21)和毅(18)の3兄弟それぞれの練習受け入れ先が、16日までに渡嘉敷、セレス、ワールドスポーツの3ジムに内定した。

 ワールドスポーツジムの斎田竜也会長は、亀田兄弟の受け入れに戸惑いを隠せない様子だった。都内のジムでこの日、取材に応じ、兄弟を預かる要請を東日本協会から口頭でされたことを認めた。しかし、預かる選手や期間などの話はまだないといい、「話せるときが来たら話します」と慎重だった。亀田ジムとは選手同士のスパーで交流はあるという。「選手(3人)には未来があるし罪もない。ボクシング界を盛り上げないといけない」。協会からの要請だけに受け入れる可能性は高いが、3人の印象についても「分からないですね」と多くを語ろうとしなかった。