西前頭2枚目の北勝富士(24=八角)が、横綱鶴竜を押し出しで破り、初金星を挙げた。所要15場所目は年6場所制となった1958年以降で2位タイのスピード記録で、日本出身力士では最速となった。横綱初挑戦での初金星は14年秋場所の逸ノ城以来。同期の関脇御嶽海、平幕宇良の活躍に隠れていたが、一気に注目を集める存在になってきた。

<北勝富士 大輝(ほくとふじ・だいき)アラカルト>

 ◆生まれ 1992年(平4)7月15日、埼玉県所沢市。本名・中村大輝。

 ◆経歴 所沢南小2、3年時に地元のわんぱく相撲に出場して準優勝。悔しくて4年時から入間相撲クラブに通う。南陵中3年時に全国都道府県選手権で優勝。埼玉栄高3年時には、高校横綱のタイトルを獲得。日体大2年時には学生横綱に輝いた。

 ◆入門 八角部屋のマネジャーに誘われて入門。15年春場所で初土俵を踏み、関脇御嶽海、前頭宇良らが同期。

 ◆しこ名 師匠の八角親方(元横綱北勝海)と相撲解説者で親方の現役時代の師匠だった北の富士勝昭氏(元横綱)にちなむ。

 ◆運動神経 3歳からスキーを始め、幼稚園に入園する頃には上級者コースを滑っていた。水泳を幼少期から習い、大学の授業では50メートルを潜水で泳ぎ切り、教授を驚かせた。

 ◆家族 両親と兄、姉。