4日目に自身初の2日連続金星配給した横綱白鵬が、5日目の18日から休場した。この日朝、都内の病院で診察を受け、「左母趾(ぼし)MP関節靱帯(じんたい)損傷、右母趾末節骨骨挫傷・爪下血腫により全治2週間を要する」との診断書を提出。昨年秋場所以来、7度目の休場となった。

 4日目の嘉風戦で左足親指を負傷した。師匠の宮城野親方(元幕内竹葉山)は「昨日より腫れは引いたけど、今日も腫れていた。みじめな相撲を取るのは横綱として恥をかく」と説明。白鵬は病院での診察後、宮城野親方に報告するために都内の所属部屋に来たが、報道陣には無言を貫いた。同親方が「『本当は出たかった。両足に力が入らなくて、人に迷惑をかける。休場します』と言っていた」と代弁。手術の予定はなく、3月の春場所出場に照準を合わせるという。