高安と豪栄道の2大関がそろって黒星発進した。高安は6勝6敗と五分の合口だった遠藤を土俵際に追い込むも、左にかわされて土俵を割った。4場所ぶりの初日黒星に支度部屋では無言。ご当地大阪生まれの豪栄道は玉鷲の激しい立ち合い、突き押しに力負け。「緊張はある程度あるけど、悪くはないのでまた明日からです」と反省しつつも前向きだった。

 ◆幕内後半戦の山科審判長(元小結大錦) 両大関は負けたが一方的ではない。高安は攻め間違えたぐらいで、突っ張って前に出ている。豪栄道もしっかり取っている。まだ初日、これからだ。先は長い。