貴乃花親方(元横綱)が21日、京都・宇治市で行われた朝稽古後に、付け人に暴力行為をした十両貴公俊について言及した。

 「暴力をしたのは取り返しのつかないこと。今後の人生で深く反省することであり成長しないといけない。心の修行を。現役中は力士でも、その後の人生の土台になりますから」と話した。

 貴公俊は暴力行為をした翌日の大相撲春場所9日目の19日から休場している。一方で「監督、指導者として私の責任が重いです。不徳の致すところです」と、事の発端は師匠である自分の責任だと反省した。