大相撲の新弟子が通う相撲教習所の入所式が31日、東京・両国国技館内の教習所で行われ、元横綱大鵬の孫で序二段の納谷(大嶽部屋)や元関脇黒姫山の孫、田中山(境川部屋)らが参加した。

 納谷は春場所後から既に教習所に通っている。授業では相撲史に興味を持ったそうで「大相撲の成り立ちとか、昔のことをいろいろ聞いていたら面白い。歴史を感じる。(自らも歴史に名を)残せたらいいですね」と初々しく話した。

 夏場所で初土俵を踏んだ田中山は、改めて気が引き締まった様子。「緊張感を持って、一生懸命頑張るだけです」と決意を語った。