大関に返り咲いた栃ノ心(31=春日野)が初日から2連敗を喫した。立ち合いで左で前まわしをつかんだが、前に出られず、左から苦し紛れの投げを打ったところで、正代に寄り切られた。「(まわしとったのに)何で止まっちゃったのかな。最初の当たりも別に悪くなかったのに」と、不完全燃焼の取り口を振り返った。

初日は遠藤に負けて4勝(1不戦勝含む)6敗。この日は正代に負けて、6勝8敗(1不戦敗含む)。番付が下の“苦手”に続けて星を落とした。