九州場所(11月10日初日、福岡国際センター)で大関に復帰する貴景勝は11日、土俵での稽古を再開した。

9月の秋場所優勝決定戦の御嶽海戦で左大胸筋を負傷後、土俵外での基礎運動やトレーニングを続けていたが、この日は立ち合いの形からもろはずで押す動きを5度繰り返した。「ゴムチューブとかで徐々に負荷をかけてきた。早い段階ではきている」と、当初の予想を上回る回復を実感していた。