日本相撲協会広報部の高崎親方(元前頭金開山)は19日、報道陣の電話取材に応じた。各部屋に対する外出自粛や出稽古の禁止を継続する方針を明らかにした。

都道府県をまたぐ移動の自粛要請が解除されたが「協会が外出していいとはなっていない」と説明。6月中に行われる抗体検査の発表、理事会を経て「出稽古などもそれから」と、段階を踏むことを強調した。7月場所(19日初日、東京・両国国技館)までちょうど1カ月。同親方は、芝田山広報部長(元横綱大乃国)をリーダーにしたプロジェクトチームが週明けから始動することも明言した。「場所の運営に向けたシミュレーションをやっていかないと。安全に場所をやりたい」とした。