かど番の大関貴景勝(23=千賀ノ浦)が、人気小兵の東前頭6枚目炎鵬(25=宮城野)との物言いがついた一番を制して6勝目を挙げた。

炎鵬を懐に入れずに突いて出たが、土俵際で左にかわされ、貴景勝も勢いあまって土俵下まで落ちてしまった。行司軍配は貴景勝。同体ではないかと物言いがついたものの協議の結果、炎鵬の体が出るのが早く、軍配通りとなった。貴景勝はかど番脱出まで残り6日間で2勝となった。

取組後はリモート取材に応じず国技館を引き揚げた。