関脇正代(28=時津風)が、小結隠岐の海(35=八角)に負けて2敗目を喫した。

立ち合いでもろ差しになったが深く入らず、右腕が抜けた。左は深く差したが、巧者の隠岐の海に回り込まれながらの強烈な右のおっつけで突き落とされた。「ちょっと(もろ差しの)入りが浅かった。結構おっつけられたのできつかった」と反省した。

すでに全勝力士はおらず、1敗を守りたかったところだが2敗に後退。それでも横綱不在の場所とだけあって、優勝の行方はまだまだ分からない。

「今日の相撲はあまり振り返らないかな。悪いイメージを持ちたくないから」と先を見据える。もちろん「立ち合いが甘いから徹底したい」と修正箇所は理解していた。