新大関の正代(28=時津風)が15日、都内の部屋で朝稽古を行い、初優勝した秋場所後では初めてとなる申し合い稽古を行った。

幕下以下の若い衆5人相手に9番取って全勝。久しぶりに相撲を取り「ちょっと体がきつかったです。ちょっとイメージと体がついてこないというか。(稽古再起の時は)だいたい、そんな感じですけどね」と話した。

16日から両国国技館内の相撲教習所で行われる合同稽古に参加するという。複数の関取が参加する予定で、大関とならば自ら稽古相手を指名して三番稽古ができるが「僕はみんなとワイワイしたい。申し合いでいいです」と申し合い稽古を希望した。

7日から地元・熊本に帰省し、帰京後に稽古を再開したのは12日。満足する調整は出来ていないようで「体と相談しながらですね。ちょっと時間がなさ過ぎた。しんどそうだったら抜けるかもしれない」と慎重な構えを見せた。