日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)が夏場所千秋楽の22日、協会あいさつに臨んだ。

優勝争いは横綱照ノ富士と平幕の隆の勝が3敗でトップを並走。展開次第では優勝決定戦の可能性もある。

あいさつ全文は以下の通り。

千秋楽にあたり、謹んでごあいさつを申し上げます。はじめに新型コロナウイルスに感染された方々に心からお見舞いを申し上げ、1日も早いご回復をお祈り申し上げます。

そして長期間にわたり懸命にコロナウイルスと戦っておられる医療従事者の皆さま、最前線で尽力されている全ての皆さま、そのご家族の皆さまには心から敬意を表し、深く感謝を申し上げます。

本日千秋楽を迎えることができました。これもひとえに今場所の感染対策にご対応いただきましたお客さまのご協力のたまものと厚く御礼を申し上げます。また、協会員の検査などご尽力を賜りました医療従事者の皆さまにもこの場を借りて厚く御礼を申し上げます。

今場所も多くの皆さまに大相撲をご支援いただきましたことに協会員一同心より感謝しております。

今後も日本古来よりの伝統文化である大相撲の継承、発展、土俵の充実に一層の努力をしてまいります。なお一層のご指導ご鞭撻(べんたつ)を賜りますようお願いを申し上げ、ごあいさつといたします。

令和4年5月22日、公益財団法人日本相撲協会理事長、八角信芳