大相撲の夏巡業が5日、東京・立川市で始まった。コロナ禍前の19年12月の冬巡業以来、約2年8カ月ぶりの開催。この日を含めて首都圏5箇所で開催される。

本来は十両以上の関取衆らが参加するが、今巡業では原則、関取衆は幕内力士のみが参加するなどの新型コロナ感染対策がとられた。日本相撲協会は7月27日に参加力士らなどを対象にPCR検査を実施。この日の巡業では自身が感染したり濃厚接触者扱いとなった力士12人が休場したが、当該力士らは隔離期間などをへて巡業に途中参加する可能性もある。立川市巡業の参加と休場の幕内力士は以下の通り。

 

参加力士

照ノ富士、貴景勝、御嶽海、正代、若隆景、大栄翔、豊昇龍、霧馬山、隆の勝、琴ノ若、逸ノ城、若元春、高安、遠藤、翔猿、北勝富士、栃ノ心、錦木、琴恵光、千代大龍、明生、琴勝峰、翠富士、宝富士、一山本、剣翔、阿武咲、豊山、大奄美

 

休場力士

阿炎(ケガにより)、玉鷲、宇良、佐田の海、碧山、隠岐の海、志摩ノ海、照強、千代翔馬、妙義龍、王鵬、錦富士、千代丸

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