大迫力のVR体験で、あの一番を最新技術で再現!

1日に行われた大相撲の元大関琴奨菊の秀ノ山親方(38)の引退相撲。会場の東京・両国国技館地下1階大広間には、秀ノ山親方の現役時代の勇姿が観られるVR体験コーナーが設置された。相撲の迫力や魅力を伝えたいという親方の希望を、レコチョクが協力して実現。初優勝を決めた16年初場所で対戦した元大関豪栄道の武隈親方との一番を弟弟子の琴恵光(佐渡ケ嶽)と一緒にVR映像で再現した。

会場内に置かれたゴーグルを付けると、正面に秀ノ山親方が登場。土俵入り、塩まき、背中を大きく反らせる「琴バウアー」に加え、琴恵光とともに相撲を取る場面も流れた。3分間ほどの映像を見たお客さんたちからは「本物みたい」「すごい迫力」と興奮が止まらなかった。秀ノ山親方は「断髪式はいろんなことがチャレンジできる場として、相撲のことをもっと分かってもらえる機会にしたかった。今後も取り入れながら、もっと(相撲を)近くに感じられるようにしたい」と話していた。