綱とり大関の推し飯は…。大相撲春場所(3月12日初日、エディオンアリーナ大阪)で綱とりを目指す大関貴景勝(26=常盤山)が、フジテレビ系バラエティー番組「ぽかぽか」(月~金曜午前11時45分)にゲスト出演した。

芸能人が下積み時代、生活も“かつかつ”の中、救われた激安、激ウマのグルメを紹介するコーナー「カツカツ飯」に、この日は、お笑いコンビ「なすなかにし」の那須晃行(42)中西茂樹(45)が出演。この日も朝稽古で汗を流した貴景勝は、2人が推す激安グルメのスペシャル審査員として出演した。

審査の対象になったのが、那須が推すボートレース戸田のフードコート内で名物の、7時間煮込んだ串モツ(200円)と、中西が推す東京・町屋にある立ち食いそばで美味と好評の「八起そば」のかけそば(340円)。いざ実食となり、串モツを口に入れた貴景勝は「思っていたより、めっちゃフワフワしてモツっぽくないですね」。次に、かけそばを実食。関西と関東では、だしに違いがあるが、そばを口にした貴景勝は「う~ん、うまい」と第一声。「関西人なんで関東のそばとかうどんとか、あんまり好きじゃないんですけど、これはめっちゃ、うまいです。感動しました」と絶賛した。また、角界入りする前の思い出として「お金がなかったので、よく(立ち食いそば店には)行きました。2杯で、トッピングは全部いっちゃいますね」と話し、スタジオ内の笑いを誘った。

審査対象ではなかったが、2人が推す今川焼きと、いなり寿司も食べ「あんこも好きなので(この今川焼きは)いっぱい入っているのはうれしい」と話し、優勝した初場所の緊張から解放されたような笑みを見せていた。

番組MCのハライチ澤部佑(36)岩井勇気(36)らとも軽妙なトークを展開。審査の結果は、貴景勝が推した、かけそばは2対3で串モツに敗れ“黒星”がついたが、横綱昇進を目指す春場所に向けて、英気を養ったようだ。