序二段は東60枚目の聖富士(さとるふじ、18=伊勢ケ浜)が、西7枚目・欧勝竜(27=鳴戸)との決定戦を上手投げで制し、優勝を飾った。

「緊張より楽しいが勝ちました。お客さんも満員で明るいというかまぶしくて。早く上がりたいと思いました」

初めて番付に載った先場所は、東序ノ口12枚目で5勝2敗に終わった。横綱照ノ富士からもアドバイスをもらえる恵まれた環境で、力をつけた成果を出した。

同じ静岡・飛龍高出身の十両・熱海富士が当面の目標になる。「今は体作りですね。体を大きくしてから。小さくても大きな相手を投げられるのが相撲の醍醐味(だいごみ)。徐々に(番付を)上げていけたら」と意気込みを新たにした。

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