今年10月に本格始動予定のNGT48第1期生オーディションの2次審査が11日、新潟市内で行われ、キャプテンの北原里英(24)とAKB48と兼任の柏木由紀(23)が参加した。

 応募者数5850人(うち新潟県内1351人)の中から、書類審査を通過した181人(うち新潟県内105人)が、この日のオーディションに参加。面接審査に臨んだ。オーディションには、北原、柏木も審査員として参加。オーディション後、取材に応じた北原は「今日ほど、自分がオーディションに行ったときのことを思い出した日はなかった。パッと見てひきつけられる子が何人もいました」。柏木も「新しいグループが結成されるときに、1からメンバーが携われるのは初めて。女優になりたいとか、アイドルになりたいという子はもちろん、新潟を盛り上げたいという子が多かったのが印象的でした。48グループの新たな未来が見えました」と感想を語った。

 また、実際に候補者を面接した上で、グループの特徴について、北原は「新しいグループは若いメンバーが多い印象がありますが、今回は小学生から幅広かったので、新しくできるグループだけど、そこまで若くはならないかもしれません」。柏木は「洗練された容姿と、新潟県民の方が持っている温かさがあって、『部活動毎日頑張ってます!』というような、やる気のある子がたくさんいました。いろんな面を持ったグループになりそう」と期待をふくらませていた。

 同席した今村悦朗劇場支配人(55)は、グループの活動構想についても言及した。市内の商業施設「ラブラ2」内にオープンする劇場公演を中心にしつつ、新潟の市町村にも直接出向く構想を明かし「新潟県は広いので、市内の劇場にはなかなか来られないこともある。グループに分けてキャラバン隊のように、多くの町にも足を運びたい」。それを聞いた北原も「私もそういうことをしたかった。アイドルを見たことのない人も取り込めるようなパフォーマンスをしたい」と話した。また長岡市で行われる花火大会にも興味があるという北原は「花火大会とかスキー場でライブとか、他のグループにできないことをしたい。花火も(会見に同席した3人で)お金を出し合って打ち上げたい」と目を輝かせた。

 合格者は、7月末に行われる最終審査に参加し、第1期生が決定。すでに今年5月に行われた第2回ドラフト会議で指名された西潟茉莉奈(19)荻野由佳(16)の加入が決まっている。