コンサート中にステージから落下して後頭骨を骨折するけがを負ったAKB48の稲垣香織(20)が、事故について「皆様にご心配おかけしてごめんなさい」と謝罪した。

 稲垣は1日にさいたまスーパーアリーナで行われたAKBのコンサート中、スタンド席を見上げながら花道をステージに戻る際、誤って落下。病院での診断結果について、運営がグループ公式ブログで「後頭骨の骨折が認められているものの、その他に異常はなく、本人の意識もはっきりしており会話も出来る状態」と報告していた。

 稲垣は3日、グループ公式ブログで「コンサートの最後に、花道から落ちてしまい、皆様にご心配おかけしてごめんなさい。大好きなAKB48に迷惑をかけてしまって申し訳ない気持ちでいっぱいです」と謝罪。現状について「もう少し入院して、その後は経過観察になるみたいです」と報告した。

 療養にともない、5日の劇場公演および8日の大写真会は欠席するとし、「来てくださる予定だった方、すみません」と謝罪。「また沢山の方々に笑顔を届けられるよう、早く治したいと思います。これからも一生懸命活動しますので、宜しくお願いします」と呼びかけた。

 また運営も今回の事故について「ファンの皆さまにはご心配をおかけして誠に申し訳ございません」と謝罪。「今後は更に安全対策を強化致します。花道に落下防止用の手すりを設置する事等を検討し、ファンの皆さまにご心配をおかけしないよう細心の注意をはらって参ります」とした。