秋田出身で高校野球ファンのNGT48村雲颯香(21)が、第100回全国高校野球選手権の準決勝で日大三(西東京)を2-1で破り、秋田県勢として103年ぶりの決勝進出を決めた金足農(秋田)を祝福した。

 この日、自宅でテレビ観戦したといい、インスタグラムでも「震えが止まりません…。第1回大会以来の秋田県勢決勝進出が第100回大会で見られるなんて…」と興奮をつづっていた。

 村雲は所属事務所を通じて「金足農業高校野球部の皆さん、決勝進出おめでとうございます。身近な存在だった“金農”の快進撃、とてもうれしいです」と喜びのコメントを寄せた。高校野球ファンとして、テレビや、握手会のイベント会場の控室などで、快進撃を見続けてきた。「強豪校相手でも自分たちのプレーを貫き、終盤までリードされていても、諦めをみじんも感じさせない金農ナインは、本当にかっこいい。試合を行うごとにヒーローが生まれ、次第にチームだけでなく、金農ナイン1人1人のファンになりました」。

 秋田県勢、そして東北勢として初優勝をかけて、21日に優勝候補の大阪桐蔭(北大阪)と決勝を戦う。村雲は「みんなでつなぐ野球を決勝戦でも見られることを楽しみにしています。全国制覇を果たし、初の優勝旗を持ち帰ってくれることを信じ、全力で応援します。頑張ってください!」とエールを送りつつ、「第100回の記念大会で、どの県よりも長く地元を応援し続けられることが本当に幸せです。楽しい甲子園を本当にありがとうございます」とナインに感謝した。