AKB48が13日、東京・文京区のラクーアガーデンステージで、55枚目のシングル「ジワるDAYS」発売記念イベントを行った。

AKB48が同会場でイベントを行うのは、09年3月発売の「10年桜」発売イベント以来、10年ぶり。当時は前田敦子、大島優子、高橋みなみら12人が出演した。指原莉乃、柏木由紀、峯岸みなみら、当時の選抜で現在も48グループ在籍中のメンバーは出席しなかったが、「〓10年後にまた会おう この場所で待ってるよ」という「10年桜」の歌詞の通り、AKB48の今を背負うメンバーたちが思い出の場所に集結した。

この日は総監督の横山由依(26)をはじめ、次期総監督の向井地美音(21)や、岡田奈々(21)小栗有以(17)坂口渚沙(18)が出演し、10年前の話に花を咲かせた。10年前はまだ小学2年生だった小栗は「外で遊ぶことが大好きな子でした。一輪車とか鬼ごっことかが大好きで、アクティブでした」と振り返った。

この日の参加メンバーで最も先輩だったのは、9期生の横山だが、加入は9年前だった。「10年前にここで、『10年桜』のリリースイベントを先輩たちがやっていたんです。今日のメンバーだと私が一番(加入が)早いんですけど、『10年桜』の時はメンバーじゃなかったんですよ。だから今日は、当時のメンバーがいないんです」。それでも「姉が(当時に)買ってきたCDが『10年桜』で、それで(AKB48を)教えてもらったんです」と、浅からぬ縁を明かした。

イベントでは「ジワるDAYS」のほか、「10年桜」も披露し、ファンも感慨深げにコールを送っていた。

※〓は音符