AKB48グループメンバーが歌唱力を競う「第2回AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」決勝大会が31日、東京・赤坂ACTシアターで行われ、AKB48矢作萌夏(17)が優勝した。

今月27日に来年2月1日での卒業を発表したばかり。最終審査では「今の私の気持ちがファンの方に届いていたら」とシェネルの「Believe」を熱唱し、涙した。1位が発表されると再び涙を流し「自分の推しメンで良かったと思ってもらえる機会になってうれしい。いつでも笑顔で守ってくれるファンの皆さんに喜びを伝えたいです」。

優勝者の特典として、秋元康総合プロデューサー書きおろしによるオリジナルソロ曲が与えられる。「秋元さんが私に抱いてくれてる気持ちが分からないので…それを聞きたいです。どんな曲でもいいので歌いたいです」。

もっとも卒業の日程が決まっており、在籍中に披露できるかは未定だが、イベント後の取材で、もし披露できるなら「Mステ(手例朝日系「ミュージックステーション」)で歌いたいです!」と話した。今回の歌唱力決定戦は他局のTBSによるイベントであることに気付き「あっ!」と苦笑いする場面もあった。

卒業後については明らかにしていないが「ソロ歌手になるのは1つの夢。もし機会があったら…。(歌は)今後もパワーアップさせていきたい」とその気だった。