NGT48太野彩香(23)が29日、新潟市内のNGT48劇場で卒業公演を行った。

同劇場の出演は502回でグループ最多。慣れ親しんだステージで、これまでに出演した公演演目でのユニット曲や、「Maxとき315号」「永遠より続くように」など11曲を披露した。

セレモニーでは、ピンクのドレス姿を披露。母からの手紙もサプライズで贈られた。母から、NGTに合格した際のエピソードや「NGTの卒業が終わりではなく、人生の新たなスタート」とエールを送られると、目を潤ませた。

太野は「AKB48が大好きで、毎日曲を聞いたり、動画を見たりしていて、私もキラキラしたアイドルになって、夢や希望を与える人になりたかったです。48グループのオーディションも毎回最終審査で落ちて、高3で進路をどうするかと考えた時に、自分が一番やりたいことって何だろうと。これが最後と思ってNGT48のオーディションを受けました」と振り返った。

5年間の活動を通じて、ファンへの感謝を伝えつつ「メンバーのみんなにも支えられて、送り出してもらえてうれしいです」。さらに「NGTに入れたことは一生の自慢で一生の宝物です。このグループが永遠より続くように、応援しています」と話した。