AKB48やSDN48に所属したタレント野呂佳代(38)が、8日放送されたフジテレビ系音楽番組「2021FNS歌謡祭 第2夜」(午後6時30分)で、AKB48の9月発売の新曲「根も葉もRumor」の歌唱に参加し、激しいダンスを踊りきった。

グループ過去最高難度の「どえらいダンス」と評判になっている同曲に、野呂が志願したというコラボ。野呂は事前収録VTRで「AKB48だった時に、歌番組とかほとんど出たことなくて、貢献できてなかったなと思って」と説明。翌9日に横山由依(29)が卒業を控えていることにも触れ「私の後輩の門出といいますか、応援したい気持ちでも頑張ってやりたい」と胸中を明かした。野呂は後輩との対面の場面では歓迎されたが、最近のダンス歴を心配される一幕もあった。

そんな野呂だったが、楽曲では途中のソロパートで髪を振り乱し、華麗に一回転するなど、現役さながらのダンスを披露。若手メンバーより少しふくよかな体つきながら、楽曲フルサイズの振り付けを完璧にこなし、最後は肩で息をする野呂のアップで締められた。

MCを務めた嵐の相葉雅紀は「早送りのスピード」と笑いながら野呂を絶賛。野呂は「見てる皆さんを迫力の世界に導いちゃった。めちゃくちゃ大変でした」と照れ笑いし「(この日迎えた)16周年の日に出れてよかった」。卒業する横山は「最後に野呂さんとやらせていただけてうれしかった」と感謝した。

番組公式SNSでは「今回はとある卒業生と#AKB史上初の激しすぎるロックダンス♪#根も葉もRumorをコラボレーションで披露!!」と告知されていた。

野呂は06年にAKB48の2期生として加入。同期に大島優子、秋元才加らがいる。10年に姉妹グループのSDN48に完全移籍し、12年にグループを卒業した。