HKT48田島芽瑠(22)が14日、福岡市の西日本シティ銀行HKT48劇場で卒業公演を行った。

12年に当時中1で加入。約10年のアイドル人生の節目に「この劇場のステージに立つのが本当に最後なの? ってまだ信じられないんですけど、私のアイドル姿を目に焼きつけてください」と笑顔であいさつした。

アンコールでは、深紅の卒業ドレス姿で登場。自身がセンターを務めてきた、グループ初のオリジナル曲「初恋バタフライ」やデビュー曲「スキ!スキ!スキップ!」「メロンジュース」などを笑顔で披露したが、メンバーやファン、スタッフ、家族への感謝の思いを伝えると、涙がほおを伝った。

また秋元康総合プロデューサーに「たくさんのセンター曲を書いてくださって、ありがとうございました。他にもHKTとして歌えた曲は宝物です。最初はなんでセンターなんだ? と言われることも多くて、素直に喜べない自分もいたんですけど、今日披露して、どの曲も楽しくて、秋元先生の曲を歌えて幸せでした」。指原莉乃(29)にも「さしこちゃんが『私の卒業を見送ってよ』って言ってくれなかったら、こんなにHKT48が好きにならないまま卒業してたと思います。さしこちゃんがMCの番組で、一緒になれるように頑張ります」と今後の活躍を誓った。

最後に披露したのは「桜、みんなで食べた」。「めるみおコンビ」として同曲でダブルセンターを務めてた卒業生の朝長美桜(23)も駆けつけ、花を添えた。田島は「私は皆さんの自慢の推しになれましたか? 私も皆さんが誇りです」と涙ながらに感謝してた。

田島は4月からは、芸能事務所「Mama&Son」に所属し、女優としての活動を本格化させる。同月から放送のテレビ東京系ドラマ「吉祥寺ルーザーズ」(月曜午後11時)に出演することが決定している。