今月4日に東京・秋葉原のAKB48劇場でお披露目されたAKB48の17期研究生に、道産子メンバーが2人いる。小濱心音(15)と水島美結(18)。ともにアイドルに憧れ、一大決心をしてオーディションに挑戦した。初々しさ満点の、“初”インタビューをお届けする。【取材・構成=大友陽平】

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-オーディションを受けたきっかけは?

小濱 ずっと人見知りで人前に立つのが苦手で、正反対のアイドルを見て憧れていました。今回のオーディションの宣伝で「きみが思うより、きみはすごい。」とあるのを見て、勇気づけられて、受けました。

水島 元々、アイドルを見てかわいいなと検索したり、曲を聞いて元気をもらっていました。救命士になりたくて、専門学校への進学も考えていたんですけど、オーディションを知って、自分も多くの人に憧れられたり、笑顔を届けられるような存在になりたいと思って、「今しかない!」と挑戦しました。

-4日にお披露目されて、7日は福岡でのイベントに出演した

小濱 初めてお客さんの前に立ったので緊張したんですけど、憧れのランウエーを歩くことができてすごくうれしかったです!

水島 緊張しすぎて、あまり覚えてなくて…。でも楽しかったという記憶はあって、手を振ってもらうことなんて初めてで、うれしかったですし、もっと頑張りたいという前向きな気持ちになりました。

-どんな少女だった?

小濱 周りは山と川しかないところで、家ではテレビを見たり、お菓子を食べてました。人前に立つのが苦手でしたが、負けず嫌いなところもあります! じゃんけんとかでも負けたくないんです!

水島 活発でした。部活は陸上部で100メートルをやっていました。ベストタイムは13秒7で、速くはないのですが、小さい頃から走ることが好きでした。自分も負けず嫌いです!

-これから上京する

小濱 心配はすごくされたんですけど、きょうだいが東京にいるので、ちょっと安心しています。

水島 オーディションで初めて東京に来たんですけど、全然電車の乗り方とかもわからなかったので…。合格したことを友達に報告した時は驚かれましたが、すごく支えてもらっています。

-北海道から挑戦する

小濱 北海道の良いところをもっと知ってもらいたいので、宣伝活動とかもできたらいいなと思います。北海道は自然がいっぱいありますし、空気がおいしいです!

水島 多くの地元の人にも知ってもらえるような活動をしていきたいです。小学生の頃からファイターズが好きで、ファンクラブも入ってました! テレビでは野球が流れてる家だったので、稲葉(篤紀)さんとか、西川遥輝選手が好きでした。野球のお仕事もできたらうれしいです!

-AKB48では、13年に札幌ドームでコンサートを開催している

2人 いつか、札幌ドームのステージにも立ちたいです!

-他に、AKBの活動で楽しみにしていること

水島 バラエティー企画をやってみたいです! クリーム砲ですか? やってみたいです! おいしそう(笑い)

小濱 ドッキリ企画とか…。仕掛けられる方も仕掛ける方もやってみたいです!

-理想のアイドル像は?

小濱 歌もダンスも頑張って、ファンの皆さんとの距離も近く、癒やしを届けられるようなアイドルになりたいです!

水島 小さい子から大人の方まで知っていただけるような、いろいろな方に応援される、愛されるアイドルになりたいです!

-将来の目標は?

小濱 モデルにはずっと興味があるので、できたらいいなと思っています。「Popteen」や「Seventeen」などいろいろな雑誌を見ていたので。若い方に見られるモデルさんになりたいです!

水島 モデルや女優をやってみたくて、「non-no」とか「Seventeen」をよく見ていました。石原さとみさんのような、いろいろな演技をこなせて、自然にその役を演じられるような女優さんになりたいです!

 

◆小濱心音(こはま・ここね)2007年(平19)2月12日、北海道生まれ。愛称「こっこ」。趣味はYouTubeでメーク動画を見ること。憧れのメンバーは千葉恵里で「努力家なところがすごいですし、裏表がない感じで、あいさつした時も、笑顔で返してくれて『わ~』ってなっちゃいました(笑い)」。

◆水島美結(みずしま・みゆう)2003年(平15)11月12日、北海道生まれ。愛称「みずみん」。特技は2歳から高3までやっていたバトントワリング。憧れのメンバーは柏木由紀で「感謝を忘れないところとか、人としてすごく尊敬できる部分があるので…。私もそんな存在になりたいです!」。