SKE48チームK2が23日、名古屋市内のSKE48劇場で、48グループ初の「支払価格一任公演」を行った。

この日上演したのは、昨年12月から始まった、約11年ぶりのオリジナル新公演「時間がない」公演。自信を示すアクションとして同公演の初日に、「#SKE48支払価格一任公演」を開催することを発表。12月末に開催予定だったが、一度開催を延期していた。

最低価格を1円として、公演の価値を観客に委ねるシステム。観客は終演後、各座席にあらかじめ用意してあった封筒に支払う金額を記入したアンケートとお金を入れ、設置されたボックスに投函する形をとった。通常一律4000円だが、この日の来場者数203人に対して、合計140万153円の売り上げがあり、平均は6897円を記録。通常よりも約1・7倍を記録したという。また1番低い金額で10円、1番高い金額で1万円と、さまざまな支払い価格になった。

チームK2リーダーの太田彩夏(22)は「最初この企画を聞いた時は、ファンの方にどう受け取ってもらえるんだろうと不安はありましたが、公演を終えて、延期した分、公演を重ねたのでその分レベルアップした姿を見せられたと思います。最大限のパフォーマンスを届けることができたと思うので、今は達成感があります! いろんな意見をいただいて、平均を超える金額を支払ってくれた方もいたので、これからもファンの方にさらに期待以上のものを届けられるように今後もこの公演をすてきなものにしたいと思います!」とコメントした。