AKB48柏木由紀(22)のソロセカンドシングル(タイトル未定)が10月16日にリリースされ、11月7日に横浜アリーナでソロライブを行うことが29日、分かった。約1万人動員予定で、AKB48メンバーのソロライブとしては過去最大になる。

 AKB48メンバーでソロライブの経験があるのは、卒業生の前田敦子(22)板野友美(22)と現役の渡辺麻友(19)柏木ら限られたメンバーのみ。これまでは、11年9月に東京・よみうりランドで行われた前田の初ライブ(約6000人)が最多だったが、柏木は初の大台に到達予定。「AKB48の中でソロ歌手としての先駆者になりたい」と宣言していた柏木にとっては、意義深い動員予定数だ。

 昨年7月13日に東京・中野サンプラザでソロ初ライブを開催した際は、約2000人を動員した。今年2月のソロデビュー曲「ショートケーキ」リリース記念ライブ(東京国際フォーラム)では約5000人を集めており、着実にステップアップしている。現在は、11月7日に向けてスタッフらと準備を進めており、「会場の規模だけでなく、歌や演出をさらにパワーアップして今年のNO・1ライブを目指したい。サプライズ演出も考えてます」と話している。

 同ライブでは、シングル購入者の中から抽選で決まった2000人を招待し、その他の席についてはチケットを販売する。AKB48グループ屈指の歌唱力を持ち、「いつかは全国ツアーを」と夢見る歌姫の飛躍を懸けた挑戦になりそうだ。