< 本日のごのへのごろく 「コラボした ローソン×カルビー 最強だ」>
- 「カルビー×ローソン“BIZロカボ”コラボレーション企画発表会」にて『NLフルグラをかけて食べるチョップドサラダ』を試食する五戸美樹(2017年10月)
ロカボ(注1)商品が充実しているコンビニといえばローソン。低糖質のブランパンに、低糖質のお菓子、低糖質のスムージーも販売されています。そんなローソンが、カルビーの低糖質グラノーラとコラボしたサラダを10月17日(火)に新発売。野菜たっぷりで、美味しくて、満足感があって、しかも低糖質。連載「ごのへのごろく」、今回はダイエット編第20回「ロカボ新商品『NLフルグラをかけて食べるチョップドサラダ』リポート」です。
- 『NLフルグラをかけて食べるチョップドサラダ』。全国のローソンで10月17日から発売
■ロカボが充実した健康コンビニ■
ローソン大好き。私五戸、広告契約など一切しておりませんが、毎日のようにローソンに通い、勝手に応援しています。ロカボ商品が充実しているからです。
ローソンは早くからロカボに力を入れてきました。「マチの健康ステーション」を目指し、2012年からロカボ商品の開発に本格着手しています。画期的な低糖質パン「ブランパン」も2012年から販売。当初は伸び悩んだ印象ですが、毎年の技術革新でどんどん美味しくなり、種類も増え、今や売り切れ続出の大人気商品です。
商品パッケージの表面に糖質量、裏面にロカボマークの記載があり、とてもわかりやすいので、まだ手に取ったことのない方は、ぜひパッケージに注目して見てみてください。(なお、今後さらにわかりやすくするため、商品パッケージ表面にロカボマークを記載する予定とのこと)
- 『NLフルグラをかけて食べるチョップドサラダ』のフタを開け、フルグラをかけた状態
■新商品はローソン×カルビー■
そんなローソンが、カルビーとコラボレーションし、新商品を発売します。気になる新商品は、『NLフルグラをかけて食べるチョップドサラダ』です! 税込み498円。カルビーの低糖質グラノーラ「フルグラ25%オフ 50g」をかけて食べるサラダ。大胆で面白い組み合わせだなぁと思いましたが、食べてみたら納得・お得な印象に変わりました。
■野菜にロカボなフルグラがマッチ■
フタを開けると、「フルグラ25%オフ 50g」が袋ごと入っています。このフルグラをサラダの上にかけ、ドレッシングをかけて、かき混ぜて、いただきます。
このグラノーラとサラダが、思いのほか合うんです。ドレッシングがヨーグルト風味で、でも甘くなく、ちょうどよく2つの食材の橋渡しをしてくれます。野菜は流行中の“チョップドサラダ”らしく細かく刻まれていて、グラノーラとよくからみ、スプーンで食べられるので口の周りが汚れず女性に優しい。ベーコンとチーズも入っているので、たんぱく質も摂取でき、食べ応えがあります。今話題の“1食完結型サラダ”です。
- 企画発表会では山田悟先生の「朝食を美味しく食べて健康に」と題した講演も行われました
■日本が抱える“朝食欠食”問題■
カルビーの「フルグラ25%オフ」も大好きな商品です。私の知る限りでは、低糖質のグラノーラはこの1種類だけ。私は自宅に600gの大袋を常備しています。
朝食を抜いてはならないことは、ダイエット編第16回「朝ご飯と血糖値の関係」(7月31日更新)でお伝えした通りですが、日本の職場には、“朝食欠食者”が多く、20代男性で37・4%、20代女性で23・1%にものぼります(厚生労働省・平成28年度国民栄養調査結果より)。
- ローソンとカルビー「フルグラ」のロカボ商品一覧
■“BIZロカボ”で朝食革命■
ただ、朝食は3食のうち最も血糖値が上がりやすいので、糖質量には気をつけたいところ。そこで、ビジネスパーソン=“BIZ”の方におすすめなのが「フルグラ25%オフ」です。時短で低糖質で、しかも美味しい。
そんな「フルグラ25%オフ」と、ロカボ筆頭コンビニ「ローソン」がコラボした『NLフルグラをかけて食べるチョップドサラダ』は、まさに“BIZロカボ朝食”。もちろん、昼も夜もおすすめです。10月17日(火)に全国のローソンで発売スタート。
ちなみに、ローソンの方に、「もしかしたら、量が多いとか、値段的にハードルを感じる方もいるかもしれないですが、どう思われますか」と質問したところ、今後、ハーフサイズの開発なども検討しているとのことでした。このチョップドサラダと、揚げ物の「Lチキ」や「ブランパン」も一緒に食べたいなぁと思うと、ハーフがあるとすごくありがたい…ローソンさんカルビーさん、期待しています! (前回予告した「適切な塩分摂取とは」は、次回ダイエット編第21回でお伝えします)
- 企画発表会にて、左からカルビー(株)会長の松本晃さん、山田悟先生、(株)ローソン社長の竹増貞信さん(2017年10月)
【五戸美樹】(日刊スポーツ・コム芸能コラム「第56回・元ニッポン放送アナウンサー五戸美樹のごのへのごろく」)
注1)「ロカボ」は、“ローカーボハイドレート”の略で、“ロー(低い)+カーボハイドレート(糖質)”のこと。1食の糖質摂取を20g~40g、1日70g~130gにする、ゆるやかな糖質制限。目安はコンビニのおにぎり1個で糖質40g。
【お知らせ】山田悟先生の新著書『糖質制限完全マニュアル 血糖値が安定すればやせられる』が発売になりました。文藝春秋から税別1200円。
【参考図書】山田悟先生の著書『ロカボで食べるとやせていく』(幻冬舎)、『カロリー制限の大罪』(幻冬舎新書)。
◆山田悟(やまだ・さとる) 1970年、東京生まれ。1994年慶應義塾大学医学部卒業。2002年から北里大学北里研究所病院勤務。同病院医療連携室室長、糖尿病センター長、医学博士。一般社団法人「食・楽・健康協会」を設立、代表理事を務める。日本における糖質制限の第一人者。「ロカボ」の名付け親。「糖質制限の真実」(幻冬舎)をはじめたくさんの書籍を出版、メディアにも数多く登場。