乃木坂46、4期生の林瑠奈です。

 

 

人ですから、皆さんも年々好みが変化したり

更新されたりしているかと思います。

 

 

今回は“好きなもの”に関する話です。

 

 

 

これは面接なんかでもそうですし、色々な場で

 

 

「好きな〇〇について教えてください」

 

 

のような質問ってよく聞かれますよね。

 

 

だいたい〇〇に入るのが、映画や

アーティストだったりすると思うのですが

 

 

この好きなものを聞かれる質問でふと

思ったことがありまして。

 

 

というのも、好きなものを答えるのは

さほど難しいことではありませんが、

その理由について問われると答えるのが

一気に難しくなるという点について。

 

 

理由を答えるのが難しい

と言っても色々な要因があります。

 

 

1つ目は、

少し周りには言いづらい理由の場合。

 

理由が恥ずかしかったり、

これを言っても

周りは理解してくれなさそうだなと

思うことは、言うのをためらうかもしれません。

 

2つ目は、

理由を言語化するのが単純に難しい場合。

 

「ココが好き!」というポイントはあるけれど、

それを説明するには補足説明が必要なので

一言に理由にできない、

なんてこともあるかと思います。

  

ただこの2つの要因は、割り切ってしまえば

なんとか解決できそうなレベルなんですよね。

 

問題なのは3つ目の要因。

 

「好きすぎるが故に」

 

というのも、

 

何かを好きになったとして、

その沼にハマる前は明確な「ココが好き!」

ポイントがあったはずなんです。

 

しかし、好きになって色々と情報を得て、

また好きを重ねていくうちに

  

「ココが好き!」から「全部好き!」

 

に変わり、

「どこが好きなの?何が好きなの?」

と聞かれても答えられなくなるんです。

 

 

分かりやすいように

「ぺこぱさんが大好きすぎる」という

少女の設定でいきましょう。

  

初めは、

ぺこぱさんのネタが好きだと思っていても

 

そのひととなりや経歴、

テレビとラジオでのキャラの違いなんかを

知っていくうちに

 

 好きな理由を聞かれたとき、一言に

「ネタが好き」

だけでは言い表せないぐらいの

“好き”が溜まっているんですよ。

 

 

もしかすると、

 

“言い表せない”ではなく

“言い表したくない”

 

なのかもしれません。

 

 

だから本当に好きなものって

なかなか上手く紹介できないんですよね。

 

好きなところが多すぎて、

「なんか好きなんだよね~」

としか言えないですし。

 

 

そういう意味では、

 

 

「好きになるのに理由なんていらない」

 

 

という言葉は

間違っていないのかもしれません。

 

  

皆さんはどうですか?

 

 

しっかり自分の「好き」を

説明できるでしょうか。


(ニッカンスポーツ・コム「乃木坂46林瑠奈 負けるな!しょげるな!乗り遅れるな!」)