乃木坂46、4期生の林瑠奈です。


 


 


「センスが良い」


 


 


この言葉、少し違和感がありませんか?


 


 


普段、周囲の人のファッションや買い出しで


買ってきたものなどに対して、


褒め言葉として使われていると思うのですが、


 


 


よく考えると「センスが良い」って


間違ってない?と思いまして。


 


 


それはこの言葉が褒め言葉ではないとか、


敬語じゃないからどうという話では


ありません。


 


 


本来「センス(sense)」は「感覚」


という意味を持つ英単語です。


 


 


“美的センス”や“道徳センス”


 


 


という言葉があり、且つ多くの場面で聞くので


「センス」自体の使いどころは


間違っていないと思うんです。


 


 


ただ、目に見えず、それも固有の感覚を


“良い”“悪い”


という言葉で片付けてしまうのは、


あまりにももったいないと思います。


 


 


そもそも、ある人のセンスが悪いと


別の人が言ったとしても


 


 


私のセンスの良し悪しを言っているけれど


結局それってあなたのセンスでしょ?


 


 


誰かの言葉を借りるようですが、


言われた側からしたら


こういう捉え方もできるわけです。


 


 


センスについて問われる際、


色々な言い方ができるはずなのに


 


 


最終的な判断基準は


“良い”か“悪い”の2択に


なってしまっているのが残念だなと。


 


 


人の数だけ個性があって、同じ数


「センス」というものも存在しています。


 


 


言い換えれば、自分にしかないもの。


 


 


そんなものを


「センス悪いね、なんかダサい」なんて


言葉で片付けられたら悲しくないですか?


 


 


好きと思う人もいれば


そうではない人もいるというだけで、


良いも悪いもないです。


 


 


 


「私は」と付けるだけで印象が変わるのにな


と思う言葉が沢山あるなとふと思いました。


 


 


あなたのセンスは素敵!