乃木坂46、4期生の林瑠奈です。




先日はバレンタインデーでしたね。




前回触れようか迷ったのですが、


過ぎてからにしようと思い今回へと


持ち越しました。




バレンタインデー。




2月の中では節分という強敵がいながらも、


その盛り上がりを上回る勢いの


バレンタイン。




デパートでは


有名店の期間限定ショコラが並び、


スーパーで売られる市販のチョコレートも


バレンタインに向けて衣替えされる。



いったいどれほどの経済効果を


生み出しているのかと思うほど、


店頭に並ぶ商品の多くが


バレンタインにあやかっているのだ。



時代の影響だけでなく、年齢を重ねれば


バレンタインデーに渡すチョコレートは


自然と市販のものへ変化する。




時間とお金を比べたときに優先するものが


時間へと変わるのか、


手作りのチョコレートは


地産地消している印象だ。




料理があまり得意ではなく、お菓子作りなど


数えるほどしか経験していない私にとって、




年齢とともに手作りの文化が薄れていくのは


助かるわけである。




しかし、


お菓子作りが特別好きなわけでもないのに


学生が手作りのお菓子を持ち寄って交換する


あのバレンタイン独特の文化が大好きだ。




女子高生の手作りクオリティーを


あなどってはいけない。




材料費の安さと大量生産をモットーに


構成される彼女達のレシピは、


お金に余裕がある大人にはきっと


思いつかないし、


彼女達にしか開けない特別な扉なのだ。




限られたお小遣いの中から


限られた予算を組む。




コスパを最大限に追求するため、


ホットケーキミックスと業務用の


不揃いチョコレートは必須なのである。




あとコーンフレークも。




でも


似たような材料を使っているはずなのに、


なかなか完成品が被らない。




事実上同じお菓子であっても、カワイイを


詰め込んだデザインの豊かさが目立ち、


ラッピングにまで力が注がれる。




想像できないぐらいの


労力と時間がかかっている。




アイデアの宝庫と言われ


「最強」の異名を持つ女子高生にとって、


バレンタインは戦場だ。

(ニッカンスポーツ・コム「乃木坂46林瑠奈 負けるな!しょげるな!乗り遅れるな!」)