日向坂46森本茉莉(19)と山口陽世(19)が、ダブル主演する舞台「幕が上がる」(7月12日初日、東京・サンシャイン劇場)への意気込みを明かした。舞台初挑戦でいきなりの座長を任され緊張や不安も明かしたが、夏本番に向けて勢いをつけるべく、同期で生年月日も同じ運命の2人が壁を乗り越える。【横山慧】

ダブル主演の舞台について語る森本茉莉(左)と山口陽世(撮影・中島郁夫)
ダブル主演の舞台について語る森本茉莉(左)と山口陽世(撮影・中島郁夫)

-舞台主演と聞いた時の率直な感想は

森本 そもそも演技自体が初めてなので、正直すごく不安はありました。でも山口と一緒なので安心感があって、萎縮せずにできるかもと思いました。

山口 最初はビックリしました。私もやっぱり同期と一緒に立つというのは安心感があります。最初は緊張でガチガチだったんですけど、周りの皆さんが優しいので少しずつ現場で笑えるようになってきました。

-森本さんは演劇部部長のさおりを、山口さんは親友で看板女優のユッコを演じます

森本 さおりは落ち着いていて、リーダーシップがある感じの子。私のキャラクターと違うので、ファンの方からは「大丈夫?」って言われています(笑い)。いつもと違う一面を見せられるように、完全にさおりになりきりたいです!

山口 茉莉ちゃんは本当にセリフが多くて、休む時間もない感じなのにすごく頑張ってるんです! 私も、ユッコは感情表現が豊かなので、自分のキャラクターと違うと思っていて。

森本 稽古の最初のほうから比べるとどんどん感情が出るようになっていて、すごいと思ってます!

山口 ありがとう(笑い)。「日向坂46」っていう名前を背負って舞台をやっているな、っていう思いがあります。残りの稽古も死ぬ気でやりたいです!

森本 今までこんなに追い込まれたり、焦ったりすることって、そうそうなかったので。おひさま(日向坂46ファン)以外の方も見てくださると思うので、次につなげられるように頑張りたいです!

ダブル主演の舞台について語る森本茉莉(左)と山口陽世(撮影・中島郁夫)
ダブル主演の舞台について語る森本茉莉(左)と山口陽世(撮影・中島郁夫)

-7月26日には新曲「Am I ready?」のリリース、8月30日からは全国ツアーの開催も控えています。この夏に向けて意気込みを

森本 グループも個人としても、勢いがある夏にしたいです。舞台が落ち着いたらブログとか、メッセージ(アプリ)とか、頻度を上げていきたいですし、音楽番組さんにも新曲を掲げて出演させていただくと思うので。舞台で自信をつけて、自分が発信することにどんどん前向きな気持ちで取り組んでいきたいです。

山口 おひさまの皆さんと関われる機会が多くなる夏だなと思っています。だからこそ、もっとおひさまを増やしていきたいですし、今おひさまでいてくださる方々も、ずっと日向坂46や自分のことを好きでいてくれるように、魅力を上げていきたいです!

森本 山口はプロ野球の始球式とかもノーバンで投げて、本当にすごい。感動した。緊張しいと言うけど、舞台で緊張をパワーに変えられる山口をこれから見られると思います!

山口 茉莉ちゃんは、「日向坂で会いましょう」で1つ1つ話題になっているのもすごいですし、ライブでもダンスの1つ1つがすごくていねいなので、皆さんに見てほしいです!

◆森本茉莉(もりもと・まりぃ)2004年(平16)2月23日、東京都生まれ。18年8月「坂道合同オーディション」合格後、「坂道研修生」を経て20年2月三期生として日向坂46に加入。愛称「まりぃ」「まりもと」。161・1センチ。血液型A。

◆山口陽世(やまぐち・はるよ)2004年(平16)2月23日、鳥取県生まれ。18年8月「坂道合同オーディション」合格後、「坂道研修生」を経て20年2月三期生として日向坂46に加入。愛称「ぱる」「ぱるよ」。151・8センチ。血液型O。

ダブル主演の舞台について語る森本茉莉(左)と山口陽世(撮影・中島郁夫)
ダブル主演の舞台について語る森本茉莉(左)と山口陽世(撮影・中島郁夫)