11年度のミス東大で、熱烈な阪神ファンを公言している読売テレビ新人の諸国沙代子アナウンサー(24)が28日、同局朝の情報生番組「朝生ワイド す・またん!」(月~金曜午前5時20分=関西地区)の月曜レギュラーとして“”初登板”を終え、取材会を開いた。

 「今日は、66点ですね。内野安打をダッシュで駆け抜けた感じです。ヘッドスライディングはできなかったかもしれません…」

 大好きなタイガースは開幕カードを勝ち越し、自らは同局朝の看板番組レギュラーに抜てきされ、興奮のあまりか、野球に例えてデビュー戦を振り返った。

 諸国アナは昨春の入社で、当時は「元ミス東大」「天使すぎる笑顔」で話題になったが、最近では強烈な虎党の素顔も明らかになっていた。今春は、取材で沖縄キャンプも訪ね、金本知憲監督率いる新生タイガースの「超変革」も実感。タイガースの開幕好スタートに、ガッツポーズだ。もちろん、自身の「変革」にも手応えはある。

 「初めての月曜レギュラー出演を終えて、ホッとしたというのが正直な感想です。関西に来てから、いつか『す・またん!』を担当したいと強く思っていたので、こうして夢がかなってびっくり仰天です」

 満面笑みで話したが、初日が近づくにつれて、不安は増していたという。緊張し過ぎたことが減点となり、デビュー戦の自己採点が「66点」となった。

 「でも、毎週、金土日曜日はプロ野球3連戦があるので、(自身が出演する)月曜のスポーツコーナーが本当に楽しみで…」

 照れ笑いしながら、趣味と実益? を兼ねた“月曜登板”に感謝。

 「初日の今日は、阪神が勝ち越して迎えることができたので、朝からウキウキしてました(笑い)。阪神の横田選手のように、がむしゃらに内野安打を稼ぐ…じゃないですが、泥臭くヒットを稼ぐ! という気持ちで臨みたい。とにかく当たって砕けてみないと…と思っています。今は三振しながら学んでいきたい」

 金本監督からも「OK」をもらえそうな抱負に、番組の顔・辛坊治郎キャスターは「100点満点ですよ。1年目でこれだけできれば十分じゃないかな」。その素材の良さに太鼓判を押していた。