昨年12月30日に放送された俳優堺雅人(43)主演のNHK大河ドラマ「真田丸」総集編の平均視聴率が3・4%(関東地区)だったことが2日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 午後0時15分から同1時までは総集編第1章(全4章)「波乱万丈」。戦国時代。武田家滅亡により主家を失った真田昌幸(草刈正雄)は、上杉景勝(遠藤憲一)、北条氏政(高嶋政伸)、徳川家康(内野聖陽)、豊臣秀吉(小日向文世)らの勢力争いに翻弄され続ける。昌幸は、どの大名に従うべきか、信繁と信之(大泉洋)にクジを引いて決めるように迫る。さらに、松(木村佳乃)は人質となることに…。この時間帯が3・4%。

  午後1時5分から同2時までは総集編第2章(全4章)「表裏比興」。真田家は、豊臣秀吉(小日向)への臣従を迫られる。この時間帯が3・0%。

  午後2時から同58分までは第3章(全4章)「栄枯盛衰」。信繁が仕える秀吉(小日向)に死期が迫る。この時間帯が3・1%。

  午後3時5分から同4時33分までは最終章(全4章)「日本一兵」。九度山に幽閉されていた信繁に大坂城から使者が来る。この時間帯が3・3%だった

 大河ドラマ「真田丸」の最終回は昨年12月18日に放送され、平均視聴率が関東地区で14・7%(関西地区16・3%)だった(ビデオリサーチの調べ)。また、初回から最終回までの期間平均視聴率は関東地区で16・6%(関西地区15・9%)だった。期間平均視聴率は11年「江・姫たちの戦国」の17・7%には及ばなかったが、その後の12年「平清盛」の12・0%、13年「八重の桜」の14・6%、14年「軍師官兵衛」の15・8%、15年「花燃ゆ」の12・0%を上回っていた。