落語家の立川志らく(53)が、小林麻央さんが亡くなったことについて「がんに勝った」と前向きに受け止め、故・立川談志さんが生前、喉頭がんを患った当時に語ったという言葉を紹介した。

 志らくは26日放送のTBS系「ひるおび!」で、乳がん闘病中だった麻央さんが亡くなったことについて、「がんと闘って亡くなったから『がんに負けた』っておっしゃる方もいるんだけど、私は決してそうは思わない。多くの人が、心ある人が家族について絆について考えて、海老蔵さん自身も『こんなに素晴らしい時間を過ごした』と。ということは、(麻央さんは)がんに負けたんじゃなくて勝ったんだと私は受け止めます」と前向きな思いを語った。

 また、自身の師匠で喉頭がんのため2011年11月に亡くなった談志さんが、自身ががんを患ったことについて「悪いもんじゃないよ。未練の整理ができる、その時間をくれるんだ。いきなり死んじゃうわけじゃないから、その間、家族といろんな話しをしたり大事な人と会ったり、だからすべてがんを悲観的に捉えることはないんだ」と語っていたと明かした。