腰部脊柱管狭窄(きょうさく)症の手術から、5月30日に仕事復帰していた夫婦漫才コンビ、宮川大助・花子の宮川大助(66)が29日、大阪・新歌舞伎座公演「五木ひろし特別公演 夫婦善哉」(7月23日まで)をしばらく休演することが決まった。

 公演関係者によると、大助は27日に発熱があり、翌28日に病院で血液検査を受け、舞台へは出演したが、その後、病院からの連絡で、菌の侵入が確認され、緊急入院したという。

 大助は長らく腰痛に悩まされ、今年2月ごろには腰から下の感覚がまひし、腰部脊柱管狭窄症と診断。3月2日に手術を受け、同29日に退院後、自宅で療養していた。ところが、4月末に傷口から菌が入って感染症を発症し、5月に再手術を受けていた。

 その後は5月29日に退院し、翌30日には、大阪・なんばグランド花月公演で仕事復帰。本拠地出番を終えた後は、東京で今公演のけいこに参加するなど、順調に仕事をこなし、今月24日に開幕した今公演に出演していた。

 大助は今後、MR検査など精密検査を受け、菌の侵入など状態の確認を続けるとみられる。