【米ニューヨーク3日(日本時間4日)=松尾幸之介】米倉涼子(41)が5年ぶりに主演するミュージカル「シカゴ」がアンバサダー劇場で初日を迎えた。カーテンコールではサプライズで花束を渡され、共演したアムラ・フェイ・ライト(56)から「ウエルカム・ホーム!(おかえりなさい)」と声を掛けられると涙があふれた。

 アムラは5年前にも米倉と共演している。「女になりましたね。一生懸命努力されてる姿は頭が下がります。英語の発音も非の打ちどころがないと思いました」と絶賛した。「いいお友達になったので、友情も反映されて本当にいい舞台になりました」。別の共演者トム・ヒューイット(60)は「一目お会いして一瞬でいいものをお持ちだと感じた。文化の違いをも超越していく人。やっていることは尋常じゃないと思います」と話した。