吉本興業は6日、画家でタレントのジミー大西(53)の半生を描き、明石家さんま(62)が初企画、プロデュースした米動画配信サービスのネットフリックスドラマ「Jimmy~アホみたいなホンマの話~」について、再撮影と、今月7日に予定していた配信の延期を発表した。

 同ドラマは、未成年との飲酒、淫行騒動で無期限活動停止中の俳優小出恵介(33)が、明石家さんま役で主演しており、すでにさんま役の代役を得て再撮影する方針を決めていた。

 吉本興業は、小出の活動停止が決まったことから「コメディドラマとしてのクリエイティブ上の判断」との理由で、小出以外の俳優で撮影し直すと決定。さんま役を別キャストで再撮影するとし「さんま役以外は原則として、同スタッフ、同キャストにお声がけをし、必要部分を再撮の上、あらためて配信日を設定する」としている。

 また、ネットフリックスも、吉本興業と「考えが一致」し「その意向に沿う形での決断」になったとコメントした。

 同ドラマをめぐっては、主人公モデルであるジミー大西が今月4日、大阪市内で取材に応じ、代役については「プロデュースのさんまさんが選ぶなら(再撮影は)誰でもいい」と話していた。