女優小泉今日子(51)が、TBS系連続ドラマ「監獄のお姫さま」(10月スタート、火曜午後10時)で主演を務めることが25日、分かった。脚本は宮藤官九郎(47)が担当。小泉ら罪を犯した5人の女性と刑務官が、女子刑務所を舞台に繰り広げる笑って泣けるコメディーで、最近「逃げるは恥だが役に立つ」「カルテット」など好調が続く同局「火曜午後10時」枠を、豪華女優陣が盛り上げる。

 小泉は、年下夫の不倫をきっかけに夫を刺してしまい、懲役5年の実刑判決を受けて服役中の主婦・馬場カヨ役を演じる。菅野美穂(39)坂井真紀(47)夏帆(26)森下愛子(59)が演じる、「男にだまされた」ことをきっかけに罪を犯した女たちと獄中で出会い、そこに満島ひかり(31)演じる厳格な刑務官も加わって、ある復讐(ふくしゅう)計画を企てることから始まる物語だ。

 小泉にとってTBS系連ドラの主演は、01年「恋を何年休んでますか」以来16年ぶり。宮藤とのタッグは、13年のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」以来で、TBS系では03年「マンハッタンラブストーリー」以来となる。小泉は「脚本通りに演ずれば面白いこと間違いなしだと思ってます。魅力的な役者さんたちとの共演もとても楽しみです」。宮藤は「愛すべきカッコイイおばちゃんのおしゃべりと、衝動によって転がり続ける無責任クライムエンターテインメント。楽しんでもらえたら最高です」とコメントしている。