土屋太鳳(22)が2日、都内で主演映画「トリガール!」(英勉監督、来月1日公開)の部活女子イベントで、集まった女子中高生に「無駄な努力はない」と話した。

 共演の間宮祥太朗(24)と自転車に乗って登壇した。琵琶湖で年に1回開かれるコンテストを目指す、人力飛行サークルで活動する大学生を演じたことにちなみ、部活を頑張る女子中高生の質問に答えた。劇中で共演した滋賀県彦根市のご当地キャラひこにゃんも登壇した。

 司会から、高校時代の部活動について聞かれ、土屋は「創作ダンス部です」。全国大会にも出場した。間宮は「野球部でポジションはピッチャー」。ひこにゃんは司会から「剣道部ね」と紹介されると、うなずいた。

 「部活で挫折した時、どうやって立ち直りますか」と質問が出ると、土屋は「挫折したら、とことん落ち込みます。それを、とりあえず日記に書いて、そこでなぜ挫折したかを書くと、ちゃんと分かってきて、次はこうしようと思える」と答えた。間宮は「打たれる時は打たれるから仕方ない。僕は落ち込まないタイプ。その時の自分の実力以上のものは何も出ないと思ってやっている。落ち込まないということも1つの平常心を保つやり方」。

 土屋は最後に「私、22歳になって、本当に無駄な努力はないなと思っている。今という一瞬、一瞬を大事に青春を生きてください」と集まった女子中高生にエールを送っていた。【村上幸将】